I don't think so !

じゃあ、お前はどう考えるのだ!

海王丸と富山湾の曇り空

「うみを出し切る」と「無期限の謹慎」―言葉遊びの連鎖

野党は「うみを出し切る」意味を問うてはどうか

かつて、これほど野党が弱体化した時代はなかっただろう。弱体化の象徴が新たに誕生する国民党かもしれない。ドタバタと国民党が誕生したのは来年の参院選挙に向けた連合の要請だ。投票先を明確にしろと言われて希望の党民進党の議員たちが慌ててひねり出したのが国民党というわけだ。小池東京都知事の人気に希望を見出してついていったものの、ブームがあっという間に去ってしまい、あわてて組合回帰したということだ。これにより国民党と立憲民主党を軸にした候補者調整が可能になり、組合員は安心して(従来通り?)投票することができる。

共産党は他の野党に比べるとはるかに論客がそろっているにもかかわらず、昭和の遺物のようなイメージを脱却できない。それでもなお自民党など保守政党や権力との対立構図を分かりやすく示してくれる役割は貴重だ。つまり自民党共産党との対立軸の間に他の野党や野党議員、リベラルが落ちるのだ。時代遅れ的な「アカ」嫌いはさておき、共産党が政権を取る見込みはゼロに等しいのだから、ある意味、放っておいても安心な政党である。選挙運動や日常的な政治活動は高齢者もしくは後期高齢者が担っている。裸電球に座敷とコップ酒という昭和の酒場が共産党だ。ついでながら自民は葡萄酒、民主はワイン、維新は焼酎割り、民進や希望はカクテル、社民は熱燗、自由はウイスキーのストレートといったところか。

野党がこのような悲惨な状況にもかかわらず政府与党の自民党は自滅しつつある。権力は腐敗するを証明しているようだ。公明党の山口代表はどこ吹く風の態度に終始している。権力は手放さないが不都合な自民党とは少しばかり距離を置きたいという態度だ。

弱体化している野党が取るべき最善の戦略が審議拒否というのは疑問だ。敵失もしくは政権の傷口にグリグリと塩を塗り込む戦略の方が面白そうだ。それこそが弱小勢力がとるべき戦略だろう。せっかく安倍総理が「うみを出し切る」と言っているのだから、今治市に対しては官邸訪問記録を黒塗りにせずに提出するよう強く要望してもらい、柳瀬氏の証人喚問と記憶がなければしっかりと調べて対応するよう言わせれば良いのだ。

これ以上、安倍総理や官僚の「言葉遊び」を許してはならない。ウソをつき通し、シラを切り通すことを許してはならない。

野党にはしっかり対峙して「言葉遊び」を封じてもらいたい。「防衛装備品」、「丁寧な説明」、「責任は私にある」、「司令塔になる」、「100%一致」、「うみを出し切る」・・・もうウンザリだ。

「無期限の謹慎」とは半年もしくは1年のことらしい

TOKIO山口達也の記者会見にもしウソが含まれていたら週刊誌が暴いてくれるだろう。不思議なのは1ヵ月もアルコールで入院しておきながら、なぜ、事務所やグループのメンバーは退院した日に彼を放置していたのだろうか。意識的に放置したのだとすると単に酔っ払って電話のかけ先を間違えたということか。それにしても酒癖の悪さは有名だったようだから「ついに、やっちまったか」というのが関係者の率直な感想だろう。ならばジャニーズ事務所リスク管理が甘かったという問題に落ち着く。

それより気になったのが、昨日の今日、今朝のワードショーである。早くも「無期限」が半年もしくは1年ぐらいだとキャスターが当然のことのように話していた。本人の会見だけで、メディアとして経緯を調べたり、事実確認したりすることもせず、いきなり会見の翌日に半年か1年というのはどういうことだろうか。不祥事の連鎖にならないかぐらいテレビ局としてのリスク管理は必要だろう。

日本語が軽くなり「言葉遊び」が横行するなか、やっぱりテレビ局が先頭を走っている。「無期限」が1週間ぐらいになる日は近そうだ。